でんぱ組.incについて

じゃに〜ずのファンが担当を降りるときに書く担降りブログに触発されてこんなものまで書いてしまうことになるとは


わたしは、でんぱ組.incが大好きだった。


でんぱ組の存在を初めて知ったのは、W.W.Dが発売された時だった。多分、2013年くらいだったと思う。

それは、いわゆるスクールカーストの底辺として生きてきたわたしにとって、希望だった。希望としか形容できないほど眩しくて、輝いていた。

W.W.Dという曲は、歌詞を読めばわかる通り6人の「でんぱ組.inc」の自己紹介曲だ。

「いじめられ部屋に引きこもっていた」
「ゲーセンだけがわたしの居場所だった」
「ラジオだけが友達だった」
「ずっとずっと引きこもってネトゲやってた」

アイドルソングとは思えないほど暗い言葉が並ぶ歌詞で、それでも

「なんもない私らだってでっかい夢目指してんだ」
「どこまでも行ける 捨てるものなんかない」
「マイナスからのスタート舐めんな」
「生きる場所なんてどこにもなかったんだ」
「あの日泣いてた自分自身に感謝!」

そううたって、地下から地上へ向かおうとする彼女たちの姿が、ずっとずっと大好きだった。

それからずっと、中学生の時も、高校生の時も、ずっとずっと応援し続けていた。

リリイベ会場がどんどん大きくなり、野音へ行き、武道館へ行き、幕張に行き、どんどん「地の底」から抜け出していく彼女たちを追いかけるのが本当に楽しかった。Mステにも出て、どんどん世間に認知されていって。

わたしの好きなグループはこんなにすごいんだ、と誇りに思っていた。



しかし、それは突然に終わってしまった。活動休止したのだ。

わたしは、ちょうどその年大学受験を控えており、4月のWWDDリリースイベントに行ったっきり、ライブに行くことはなかった。

だから、その年に行われた幕神ツアーも、その追加公演である、そして6人最後のライブとなった武道館公演にも行くことはできなかった。

センター試験の直後、私立大の試験が2月に控えていたため、どうしても行くことができなかったのだ。


武道館で発表された活動休止は、一時的なもので、またすぐにライブが再開されると思っていた。



しかし、メンバーの1人・最上もがが脱退を発表し、完全に希望は絶たれてしまったのだ。6人のでんぱは、死んでしまった。



そのあと、2017年末に「でんぱ組.inc」は活動を再開した。しかし、それはもうわたしの知っている6人の「でんぱ組.inc」ではなく、最上がいない、そしてぺろりんと根本凪のいる、7人の「でんぱ組.inc」だった。



わたしは、どうしても7人のでんぱを受け入れることができなかった。

WWD新規だったからか、「WWD=でんぱ」という意識が特に強くて、「みりんりさねむえいもがピンキーでんぱ組」というコールに慣れすぎて、それ以外のものをでんぱ組と認識できなかったのだ。


でんぱ組は、これまで何度かメンバーの入れ替えがあって、跡部みぅちゃんをはじめとする過去のメンバーがいたときもあったんだし、推しメン(わたしは夢眠ねむさん推しです)も変わらずいて、曲も同じなんだから、わたしはちゃんと新しいでんぱを応援すべきだ。

そう思って、ライブにもいったし、リリイベにもいった。CDも買ったし、たくさん好きになろうともがいた。

好きにならなくては、と思っていた。


しかし、いつまでたっても違和感が消えなくて。

ツイッターのみんなは何だかんだ7人を受け入れられていて、WWDもWWD2も歌われない、最上以外がORANGE RIUMのCメロを歌うライブを受け入れられているのに、わたしはいつまでたってもそれができなくて。

どうしても、無理だった。

「この6人だから這い上がれたんだ」という歌詞に引っ張られすぎて、過去の曲に感情移入をしすぎたせいで、こんなに面倒なオタクになってしまった。


今の7人もとても素敵だけど、どうしても、どうしてもダメだった。わたしは、きっとでんぱ組そのものではなく、あの6人のでんぱ組が好きだったのだ。

新しく入った2人がダメとかではなく、あの6人の、あのストーリーを持つ、でんぱが大好きだったんだと気付いてしまった。


応援できなくてごめんね。受け入れられなくてごめんね。せっかく戻ってきてくれたのに。

ずっとずっとこれからもねむきゅんが、でんぱが大好きな気持ちに変わりはないけど、応援することを自分の意思ではなく、義務だと感じてしまってきているわたしに気づいてしまったから。

今まで本当にありがとうございました。
大好きだったよ。永遠の魔法少女未満でいてね。

わたしをアイドルオタクにしてくれてありがとう。